自己評価と他者評価。
みなさんは、どちらに重きをおいて人生を生きたいですか?
多くの方が、「自己評価」を軸に生きていきたい。と答えるのではないでしょうか?
自己評価で生きる方が、自分の人生を生きている気持ちが湧くと思うから。
では、他者評価は気にしなくても良い・切り捨てても良いのでしょうか?
著名人の言葉をお借りしつつ、考えていきます。
目次
無駄に他人の人生を生きないこと
無駄に他人の人生を生きないこと。
この言葉、聞いたことがあるという方も多いと思います。
そうです。ステーブ・ジョブズが言った言葉ですね。
私はこの言葉が大好きです。そして、もっと早くこのことに気づけていれば・・・と何度思ったことか。
高校・大学・新卒での会社選びと、親や世間的によしとされる所を選んできたし、それが間違っているとすら疑っていなかった。
(今現在、間違っていたと言い切ることは出来ないし、それはそれで良かったのかもとも思っていますが。)
そして、そこに入ることを目標に置いて頑張ってきた。
結局、本当にやりたいことって何なのか。深く考えて進んできたわけではなかった。
そんな思いがあります。
端的に言い換えるなら、まさしく「他者評価」のもとで生きてきたなと。
他者評価で生きているということは、他人の評価を第一に置いて、周りの評価を気にしながら生きていくということ。
完全に、他人の人生を生きているわけです。
一度きりしかない人生。
ずっと他人を気にしながら生きていくのは、なかなかに辛いものです。
そこに喜びを感じる方もいるかもしれませんが、自分を押し殺すことには限界があるはず。
もっと自己評価をしっかり行って、自分の人生を生きていくことも考えてみるべきだと思います。
自己評価で生きる
でも、
自己評価で生きるってどういうことなのだろうか。
そんなことを思った方もいるかと思います。
私の思う「自己評価」とは、
自分自身をしっかり評価して、やりたいこと・出来ることを明確にする
ということだと考えています。
自己評価とは、これまでの実績だったり、これから自分がやろうとしていることを評価して、
自分はすごい!とか、自分はダメだ・・・とか。
自分の作ったこのサービスは凄い!とか、このサービスはダメだ・・・とか。
そんなことをするわけではないのです。ここを間違えてはいけません。
「自己評価」 = 「自分を見つめなおす・自分の価値観を明確にする」
と言い換えても良いかもしれません。
しっかり自分と向き合って生きていくこと。
それが、「自己評価で生きる」ということです。
「無駄に」という言葉がつくことを忘れてはいけない
ここまでを読んで、冒頭にあげた疑問
「他者評価は気にしなくても良い・切り捨てても良いのか?」
を考えると、気にしなくてもよい・切り捨てても良い、と言えるかもしれません。
でもちょっと待ってください。
ステーブ・ジョブズの言葉で、どこかひっかかる所ってありませんか?
ありますよね!
「無駄に」他人の人生を生きないこと。
そう、「無駄に」がつくんですよ。
どういうことかちょっと考えてみましょうか。
自己評価のところで書いたこの部分
自分はすごい!とか、自分はダメだ・・・とか。
自分の作ったこのサービスは凄い!とか、このサービスはダメだ・・・とか。
これは自己評価で行ってはいけないと書きました。
そう、これは「他者評価」に委ねてしまっても良い部分だと私は思います。
自分が凄いか凄くないかなんて、相手の立場や能力によって変わってくるわけですし、
サービスだってそう。ブログの記事だってそうです。
受け手によって変わってくるものは、他者評価をしてもらって何ぼのもんです。
他者評価を受けることによって、自分を見つめなおすことにも繋がります。
「無駄ではない」他者評価は、しっかりと把握をして、自己評価に繋げていく必要があるのです。
こんな言葉を目にしました
先日テレビを見ていると、こんな言葉を目にしました。
これは、下田美咲さんという方の言葉です。
「今の自分自身をどう思いますか?」といった質問の回答だったかと思います。
(間違っていたらすみません。ご指摘いただければ幸いです。)
一見、ステーブ・ジョブズの言葉と正反対のことを言っているように見えますね。
ちょっと本質を考えてみましょうか。
とにかく世にだしてみる
この言葉から分かる通り、自分の生み出している物に対しての言葉のように思います。
下田美咲さんは、メディアを運営していたり、雑誌の連載をしていたりする方なので、これは間違っていないはず。
ここに関しては、全くその通りだと思っています。
【「無駄に」という言葉がつくことを忘れてはいけない】、の項でも書いたとおり
世に出したものに対しては、他人が評価をするべきものであるから。
ここでいう「自己評価はしない」も、自分で評価をしたところで
それは、独りよがりになってしまうから。
こう考えると非常にしっくりきます。
自分自身の自己評価をしないわけではない
ここで紹介している、下田美咲さんなのですが、テレビを見ていた率直な感想を述べると
非常に個性的な方
だなと。そう感じました。もちろん良い意味で。
まあ、好き嫌いが分かれそうなタイプですが。
そんな彼女、絶対に自己評価していると思うんです。
もちろん、上で書いた私が思う自己評価。
「自分自身をしっかり評価して、やりたいこと・出来ることを明確にする」
これが出来ているからこそ、
自分が何を生み出せるのか、自分が世の中に提供できるものが何なのか
しっかり分析できて・実践も出来ている。
だからこそ、世に出したものがしっかりと他者評価を受けている。
言葉で書くと簡単ですが、非常に難しいことを、しっかり実践している方なんだろうな。すごいな。というのが私の感想。
他者評価を受けるということ
実はこれ、メチャクチャ難しいと思うんですよね。
インターネット上で、何か発信をしている方。サービスを運営している方。
そもそも、他者評価を受けるところまで進めてますか?
評価を受けるほど、誰かに届いていますか?
評価を受けるということは、誰かが見たり・使ったりしているわけで。
まずはアクションを起こしてもらえなければ、評価なんて付きません。
このハードルは中々高い。
私自身このブログを書いていて、今現在このハードルを越えることが出来ていません。
評価を受けるためにも、「自己評価」をしっかり行って、
自分の提供出来る価値を・その価値を求めている人に対して、しっかり提供出来るよう、考えなければいけませんね。
まとめ
二人の方の言葉を使って、自己評価と他者評価について考えてみました。
結論として言いたいことは、これですね。
「無駄に」他人の人生を生きないこと。
さすがステーブ・ジョブズ。
結局この言葉に尽きるかなと。
うん、良い言葉だ。
「自己評価」で生きる。これは間違いなく、そうあるべきです。
ただ間違っても、自己評価に頼りきってしまって「独りよがり」になってしまわないようにしたいものです。
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それでは、
のらくら でした!
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